利用シーンで選ぶ!空調服(ファン付き作業服)の正しい選び方

利用シーンで選ぶ!空調服の正しい選び方

空調服は工事現場で使うもの・・・
そんなイメージを持っている人も少なくないかもしれません。
実際ここ数年は夏の工事現場で空調服を見ないことの方が少ないくらい一般的になりつつあります。
しかし、空調服はエアコンの付いた服のようなものなので、暑い場所で活動するときにはどこでも使えるのです。
ここでは、様々な利用シーンごとでの空調服の選び方を考えてみようと思います。

1.工事現場用空調服の選び方

空調服がいっきに広まったのは何と言っても工事現場です。
真夏の工事現場は信じられない程暑くなります。
そんな中で、危険な作業を行う現場作業の方にとっては、空調服は救世主といってもいいほどありがたいものです。
多くの現場作業の方に受け入れられ、空調服が当り前と思えるような状況になったのも不思議なことではありません。
そんな工事現場で空調服に求められる性能・機能は何でしょうか?
大きく分けて3つあります。

  1. 丈夫であること・・・現場作業着の第一条件です。
  2. 圧倒的に涼しいこと・・・空調服の存在意義です。
  3. 手入れが楽であること・・・簡単に洗濯ができることが大切です。

1.丈夫であること

工事現場での作業を考えると、空調服には作業着としての耐久性を兼ね備えていることが前提となります。
作業服は現場で体を守る大切なものであり、過酷な現場での作業服への負担は半端なものではありません。
素材・形状・品質を重視して選ぶことになります。
バートルはおしゃれな作業着で人気のあるブランドです。デザインと耐久性を兼ね備えた空調服なのでオススメです。

ポイント

耐久性を重視するのであれば、綿又は混合素材の空調服を選ぶ。

ポイント

ポリエステル、薄手のタイプはハードな現場では避けたほうがよい。

2.圧倒的に涼しいこと

過酷な現場での作業でこそ、空調服の価値が最大限活かされます。
空調服によって涼しくすることは、作業効率をあげるだけでなく現場での安全にも関わる大切な条件です。
空調服はいかに空気の流れを良くさせるかが重要です。
各社とも、空気の流れを確保するために、独自の工夫を凝らしています。
オススメは(株)空調服の製品です。空調服を専門で開発しているだけあって、細かな部分まで風の流れを考えてあります。冷却性能は間違いありません。
空調服専用のインナーを着ることでも、圧倒的に空気の流れが良くなるので、購入を検討してみてもよいかもしれません。
また、フード付きのものであれば、ヘルメットの中まで風が抜けるため、涼しさが圧倒的に向上します。

ポイント

空調服専用の作業着にする。(風の流れを考えつくしている)

ポイント

空調服専用のインナーを使うとかなり効果的!

3.手入れが楽であること

1日現場で働いた後の作業着はかなり汚れてしまいます。
簡単に洗濯ができることは重要な条件です。
そのため、各社ワンタッチで空調ファンが脱着出来るようになっています。
空調服の洗濯は、下の動画の3分50秒くらいで実演しています。

ポイント

主要メーカーの空調服を選ぶ(自作では取り外しが困難)


フード付綿薄手長袖ブルゾン BM500F

 

 

ヘルメットにも風を送れるフード付き空調服です。

火を扱う現場作業もOKな綿100%素材です。

≫BM500F 詳細ページ

綿薄手 迷彩 空調服 BM500M

 

 

人気の迷彩柄の空調服です。売り切れ必至の人気商品

綿素材で実用性も抜群です!

≫BM500M 詳細ページ


2.屋内作業(工場内作業)用空調服の選び方

空調があまり効いていない工場などは、屋内であってもかなりの暑さとなります。そんなときにも空調服は大活躍します。
屋外の工事現場とは異なり、工場内の作業では厚手の作業着は動きにくくなる場合があります。工場内の作業では薄手の作業着タイプがオススメです。
精密機器の工場などでは帯電防止タイプの空調服もあります。


ポリ長袖ワークブルゾン BP-500N

 

空気漏れが少ない東レのエアコンテックTMを採用

屋内業務に最適の空調服です

≫BP-500N 詳細ページ

スポーティーブルゾン P-500BN

 

椅子や車のシートに座った作業に最適

軽く柔らかな素材のの空調服です

≫ P-500BN 詳細ページ


3.屋外軽作業(アウトドア・イベント・レジャー)用空調服の選び方

最近の夏の暑さはかなり厳しく、お散歩や庭いじりなど、ちょっと屋外で作業をするときにも熱中症対策が必要になります。
空調服でも日常生活で使えるようなデザインのものが増えてきているので、熱中症対策として空調服を気軽に使えるようになりました。
日常使いの場合は、いかにも作業着というデザインのものではなく、気軽に着られるブルゾンタイプがオススメです。
また、釣りや登山・ハイキングなどでも空調服は活躍してくれます。
その場合もポリエステル製のおしゃれなブルゾンタイプがオススメです。
登山やハイキングなどでは背中にリュックを背負うことが多いと思います。
そのときには、専用のスペーサーを使うと空気の流れを確保でき、リュックを背負いながらでも空調服の涼しさを味わうことができます。
新商品として、空調リュックもよいかもしれません。


ポリフード付き長袖ブルゾン BP500BF

 

カジュアルなブルゾンタイプの空調服

お散歩・ハイキングなどに最適です

≫BP500BF 詳細ページ

空調リュック

 

リュックを背負っても風が流れる

テレビでも紹介された注目商品です!!

≫空調リュック 詳細ページ


4.事務作業用空調服の選び方

オフィスでは節電のため、エアコンの使用期間を短くしたり、温度設定を高めにしたりする会社が多くなっています。
環境のためにはもちろん良いことなのですが、体感温度は人によって差があるため、かなり暑く感じている人も多いのではないでしょうか。
そこでワイシャツタイプの空調服を使ってみてはいかがでしょうか。
ファンも小さく設計されているので、オフィス内でもファンの音が気になることもありません
これこそが究極のクールビズといえるかもしれません。
オフィスでの事務作業を快適にするアイテムに、エアクールクッションがあります。
これは、座ぶどんにファンで風を送り込むというものです。
旧作の空調座ぶとんを改良し、クッション性を飛躍的に高めたアイデア商品です。

ワイシャツタイプ空調服

サンプルサイト

オフィスでの使用を想定したワイシャツタイプの空調服です。長袖と半袖の2タイプがあります。
小型ファンを2基搭載し、毎秒9.1ℓの送風能力です。
消費電力は1.2Wと非常に低いので
バッテリーはエネループ充電器セットを使用します。
1日10時間使用で1ヶ月の電気代約10円!!

≫長袖ワイシャツ空調服の詳細はこちら

≫半袖ワイシャツ空調服の詳細はこちら

≫エネループ充電器セットはこちら

エアクールクッション(空調ざぶとん)

サンプルサイト

オフィスでの長時間の座り仕事でも座面が蒸れない!
美容サロンのために開発されたエアクールクッション。
ウレタンマットによりクッション性も抜群です。
1日8時間使用して1ヶ月の電気代は5円以下
 

≫エアクールクッションの詳細はこちら


5.幅広い特殊用途に特化した空調服

空調服の効果が広がり、夏の作業服の定番となりつつある状況の中で、特殊な状況で作業をする人も空調服を使いたいというニーズが増えてきているようです。
そのようなニーズを受け、様々な用途に向けての空調服が発売され始めました。

  • フルハーネス安全帯着用者専用空調服 ・・・フルハーネスの安全帯を着用しても使える空調服
  • 高視認性安全空調服 ・・・反射材の付いた高視認性安全服が空調服になりました。
  • レインコートタイプ空調服・空調ズボン ・・・蒸し暑いレインコート(ブルゾン・パンツ)が空調服になりました。
  • 防蜂用空調服 ・・・蜂の出る危険性がある場所で使える空調服です。
  • 電設作業用空調服 ・・・電設作業に最適化したくうちょうふくです。
  • 使いきりタイプ空調服 ・・・汚れたら捨てる!塗装作業や汚れのつきやすい作業で使える使いきりの空調服です。

フルハーネス安全帯着用者専用空調服

高視認性安全空調服

 

フルハーネス安全帯着用専用の空調服です。

背中部分からランヤードを取り出すことができます。

 

ドライバーからの視認性を飛躍的に高めた安全服タイプの空調服です。

再帰性反射材には、ユニチカスパークライトを使用しています。

レインコートタイプ空調服・空調ズボン

防蜂用空調服

 

生地が厚く、手入れのしやすい素材でできているレインコートタイプの空調服です。

溶接加工で高い防水性を実現しています。

 

蜂から体を守りつつ、衣服の内側に風を送り快適に作業ができる空調服です。

上着とパンツのセット商品になります。

電設作業用空調服

使いきりタイプ空調服

    (株)関電工様と共同開発した電設作業用空調服です。

 安全帯をかけても空気が流れるように専用のインナースペーサーを開発。

塗装作業・機械メンテナンス作業・油汚れ作業など、

汚れのつきやすい作業に最適な使いきりタイプの空調服です。


まとめ

様々な使い方に応じた空調服の選び方のポイントを解説しました。
空調服は使う用途・場所・デザインなどによって使い分けることで、空調服の性能を活かした使い方ができるようになります。
あなたが必要としている空調服選びの参考にしてみてください。